高級個室サウナとソープは同じ意味?名前の由来も教えて

風俗の世界において、高級個室サウナとはソープランドのことを意味します。
よくあるリラクゼーション施設のマッサージやエステの仕事だと勘違いして求人に応募すると、ソープの仕事をさせらされることになりますので、よくよく注意して求人はチェックしましょう。

高級個室サウナの意味

サウナもしもエステやマッサージの仕事を探すにあたり、高級個室サウナの仕事を見つけた場合、求人に応募する前にまず給料などをチェックしておきましょう。
求人内容に日給30000円以上可能など、明らかに他のエステやマッサージの求人と比べて破格の給料を提示していた場合、その求人はソープランドの仕事である確率がかなり高いです。
高級個室サウナとは、風俗の世界ではソープランドのことを意味しています。
なぜそのような紛らわしい呼び名をしているのか、その理由は諸説ありますが、ソープランドにはお風呂にシャワー、さらにはサウナ設備など、高級個室サウナと呼ぶに相応しい設備が揃っています。

確かにソープランドでは本番行為などのエッチなサービスを提供していることで有名ですが、そもそもソープランドとはソープ嬢とお客さんが一緒にお風呂に入るための場所を提供するお店を意味します。
本番行為などのエッチなサービスはお客さんとソープ嬢が勝手にやっていることだという建前のもと営業しているため、法律上の定義として見るのであればソープランドは特殊浴場として扱われることになります。
要するに女性と男性が性的に触れ合える場所を提供するお店、ということになります。

ソープランドの名前の由来

ソープランドは他の風俗と違い、本番が出来るなどの特殊性のあるお店になります。
それだけに人気のあるサービスなのですが、意外とその歴史は浅く、1932年に横光利一が発表した小説「上海」にトルコ風呂の記述があり、そこから徐々に蒸し風呂で女性がマッサージをするお店の知名度が浸透していったようです。

それまではまだソープランドに類する存在は日本にはなく、1951年に東京で開店した「東京温泉」が日本初の個室浴場の店舗、いわゆるトルコ風呂のお店となります。
ただし、当時はまだエッチなサービスをするという概念はなく、あくまでマッサージがメインのお店で、エロは厳禁だったようです。
当然、マッサージ中は裸ではなく、着衣のままでした。

しかし、人気が出るにつれてエッチなサービス有りのトルコ風呂のお店が増えていき、徐々に今のソープの営業形態に近づいていきました。
そして1958年の売春防止法の登場が、皮肉にもトルコ風呂の人気を後押しする形になったのです。
これはどういうことかというと、売春防止法の施行によって吉原では赤線が廃止され、遊郭も営業できなくなってしまったので、今まで性サービスに従事していた女性が一挙にトルコ風呂へと移行してしまったのです。

売春や遊郭の経験のある女性がトルコ風呂に転向することで、今までは働き手がいなかったからこそ出来なかった抜きのサービスはもちろん、さらには本番の行為まで始まるようになりました。
もしも売春防止法が施行されなかったら、未だに遊郭は吉原にあったかもしれませんが、トルコ風呂は真っ当なマッサージのお店として営業し続け、ソープランドと呼ばれることもなかったことでしょう。
トルコ風呂の人気はその後も加速し、いつしか風俗産業として確固たる地位を築き上げてしまいました。
トルコ風呂は完全に風俗のお店という認識が日本中に根付いてしまったわけなのですが、そうなってくると一つ、厄介な問題が浮上します。
それはトルコというネーミングです。

トルコそもそもトルコ風呂とはエッチなサービスのない、極めて健全なサービスを提供するお店だったはずなのですが、日本ではすっかり風俗の代名詞になってしまっただけに、このままだとトルコという名前のイメージが悪化するといった懸念が出てきたのです。
そこで1984年にトルコ風呂の名称は改称され、現在の「ソープランド」に変更されたのです。
このように、ソープランドというのはそもそもつい最近登場し始めた単語であり、本来ソープランドとはトルコ風呂、つまりサウナ設備のある個室でマッサージをするだけのお店だったのです。

ソープランドをトルコ風呂と同義と捉えるのであれば、高級個室サウナと称したところで何ら不都合はないのです。
ただし、本場トルコにおけるトルコ風呂にはいやらしいサービスは一切なく、極めて健全で真っ当なリラクゼーションサービスになります。
実際、トルコのトルコ風呂では男性ばかりか女性もお客さんとして利用することがあり、サウナ設備のある状況下でのマッサージを楽しんでいるものです。
ソープランドと高級個室サウナは本来同じ意味なのですが、それは日本国内に限った話です。
海外、特にトルコの場合においては、高級個室サウナはエッチなサービスのないマッサージのお店になりますので、海外旅行に出かける際にはこの点を間違えないようにした方が良いでしょう。

法律上のソープランドの立ち位置

日本において売春は違法行為に該当します。
風俗が本番を禁止しているのは、本番をすると売春防止法に該当するためであり、本番のあるお店を堂々と営業すると警察に摘発されることになります。
では、なぜソープランドに限っていえば、本番が出来るのでしょう?それは、ソープランドには他の風俗にはない特殊な事情があるからです。

まず、ソープランドとは風営法の対象となるお店なので、風俗店なのは間違いないでしょう。
そして、ソープランドは風営法27条から31条に規定されている店舗型性風俗特殊営業の一種とされており、これはかつて個室付き特殊浴場と呼ばれていたものです。
ただし、現在は公衆浴場法が改正されており、個室付き特殊浴場という呼び名は削除されています。

公衆浴場法が改正される前まではソープランドは個室付き特殊浴場と呼ばれており、営業するにあたってサウナ施設を付けることが義務付けられていましたが、今は法律が改正されたことで個室付き特殊浴場の規定がなくなっています。
ただし、規定が無くなったからといってサウナ設備を設ける義務がないかどうかは定かではなく、判例もないため、今も慣例的にソープランドの営業をするにあたってサウナ設備を用意しているお店がほとんどです。

そのため、ソープランドを高級個室サウナの仕事と呼んでも、確かに外見的に見る分には不都合はないように感じられることでしょう。

売春防止法との関係

お金実は売春防止法には単純売春に対しての罰則がなく、違法性こそあれど男女両方ともに罰することができません。
その一方で、もしも売春をするための場所を提供すれば、ソープランドは売春防止法の「場所提供」に該当します。
さらに、ソープ嬢の勤務を管理しているので、「管理売春」に該当し、罰則を受けることになるでしょう。
そこでソープランドでは「場所提供」はせず、あくまで入浴のための場所を提供しているという建前を作るため、サービス料と入浴料を分けるといった措置をとっています。

ソープランドのサービス料はソープ嬢の収入になり、お店の収入は入浴料になります。
そして、ソープ嬢がどのようなサービスをするかはソープ嬢の自由であり、たとえ本番行為をしたとしてもそれはソープ嬢の自由意思によって行われたものであり、お店側は関係ないというスタンスを取ることで、売春防止法の「場所提供」と「管理売春」の適用から逃れています。
一見するとソープランドの本番行為は法的にグレーなように見えますが、だからといってもしもソープランドを強引に摘発すると、性産業に就けない女性がお金欲しさに売春に手を染めたり、果てはお店の管理の行き届かないところで性病に感染し、被害を蔓延させてしまうといった社会的なリスクが発生する恐れがあります。

その点、ソープランドは定期的に保健所の査察が入り、指導されることになりますので、実は他の風俗店と比べて衛生面に関してはかなり厳しい措置が取られています。
行政としても、知らないところで売春をされて性病を街中で蔓延されるよりも、お店側の管理指導のもと性産業に従事してもらえた方が、性病のリスクを管理することができるという利点があります。

ソープランド以外の本番が出来るお店

高級個室サウナがソープランドと同義だったというような紛らわしい事例は実は風俗の世界では珍しくありません。
例えば、大阪飛田新地にある料亭などがまさにそれです。
料亭と言われると料理を出すお店のように感じられますが、その実態はソープランドと同じで、本番が出来るお店です。
飛田新地は日本最大の遊郭の街であり、もしもこの街で料亭の仕事に就くと、本番行為ありのエッチなお仕事に従事することになります。

料亭が実は本番ありのエッチなサービスを提供するお店であったり、高級個室サウナが実はソープランドであったりなど、風俗の求人の中には時にまぎらわしい単語が頻繁に登場するので、注意した方が良いでしょう。
特に日給が3万円を超えるような求人は、実は風俗の仕事というパターンが多いです。

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